【報道発表】「青森県産アブラツノザメ軟骨粉末」共同特許出願及び関連製品の販売について
2014.03.07
お知らせ
保健学研究科医療生命科学領域生体機能科学分野の野坂大喜講師が研究したアブラツノザメ頭部軟骨プロテオグリカンの骨粗鬆症予防に対する医学的効果と国内特許出願について、3月7日記者発表を行いました。
記者発表には、野坂講師と共同研究を行ってきた(有)田向商店、今後事業化を展開する(株)サティス製薬、これまで支援してきた(独)中小企業基盤整備機構東北本部、青森県中小企業団体中央会も同席しました。
この研究は2011年から行われ、骨粗鬆症モデルラットにプロテオグリカンを混ぜた餌を与えたところ、骨質向上による骨強度改善効果が確認できました。
これを受けて2012年6月と2013年10月に特許出願に至りました。今後は、(株)サティス製薬が新しい製品の開発?販売へと展開していく予定です。
青森県内で水揚げされ、頭部はあまり利用されなかったアブラツノザメですが、今後は骨粗鬆症予防医薬品へと発展することが期待されます。
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弘前大学保健学研究科 事務長 長谷川 直生
〒036-8564 青森県弘前市本町66-1
TEL:0172-39-5902
E-mail:jm5902@hirosaki-u.ac.jp