弘前大学白神自然環境研究所シンポジウム「自然史情報と市民研究家の活躍」開催のお知らせ(3月4日開催)
2016.02.23
お知らせ
このたび,下記のとおりシンポジウムを開催しますので,ご案内いたします。
1.日時:平成28年3月4日(金) 13時00分~17時00分
2.場所:弘前大学創立50周年記念会館 みちのくホール
3.対象:本学188体育官网-【体育娱乐】@,188体育官网-【体育娱乐】@,一般の方 ※事前申込は不要です。
4.要旨:
地域の動物相?植物相についての知識,自然保護施策を検討する上で必要な自然史情報の多く
は市民研究家の個人的な活動あるいは同好会の活動によって収集されたものです。しかし,生物
多様性保全の重要性が広く認識されるようになった今日,残念なことに会員の高齢化や人材不足
によって同好会組織の多くは存続が危ぶまれています。
このシンポジウムでは,市民研究家がこれまで果たして来た役割とその重要性について今一度
考え,また彼らの活動を支援し活性化する方法についても議論します。
5.プログラム:
【趣旨説明】山岸洋貴(弘前大学白神自然環境研究所)
【講演】
○ 松本吏樹郎 学芸員(大阪市立自然史博物館)
「博物館とアマチュア自然史研究家たち」
○ 前田綾子 研究員(高知県立牧野植物園)
「高知県植物誌とこれからの協働体制」
○ 木村 啓 氏(津軽植物の会)
「津軽植物の会,53年間の活動から」
○ 大八木昭 氏(下北自然学巣)
「「北のフィールドノート」的な自然誌探究」
○ 中村剛之(弘前大学白神自然環境研究所)
「青森県の自然史研究団体今昔」
【パネルディスカッション】
6.後援:
青森県,環境省東北地方環境事務所,青森市森林博物館,
津軽昆虫同好会,弘前大学白神研究会,白神きのこの会
7.お問い合わせ先:
弘前大学白神自然環境研究所(担当:中村,山岸)
電話?FAX:0172-39-3707(または3706)