弘前大学

平成25年度第2回油化学セミナー 「サビにくい体にする抗酸化食品の健康調節機能」開催のお知らせ

2013.08.01

食品に含まれる様々な機能成分の中で、抗酸化物質は動脈硬化や老化などの促進物質を消去する効果があることが知られています。そこで、このような抗酸化機能をもつ食品とアンチエイジングとの関係をテーマに、食品と健康を考えるセミナーを企画しました。また、健康な生活を送るためのヒントとなる食についても講演していただきます。多数のご参加をお待ちしております。
1.日時:2013年8月23日(金)

13:00~17:00 (12:30受付開始)

2.会場:コラボ弘大8階八甲田ホール

(青森県弘前市文京町3)

3.対象:どなたでもご参加いただけます(事前申込必要)
4.プログラム(演題及び講師):

1.「魚油ばかりじゃないDHAとEPA-水産リン脂質の有用性-」

北海道大学大学院水産科学研究院高橋是太郎氏

近年、EPAやDHAに由来する健康性機能は、魚油型(中性脂肪型)よりも、リン脂質型の方が優れていることが明らかになりつつある。DHAやEPAに富む水産リン脂質は、共存する他の機能性成分の働きを高める働きもある。

2.「食品に含まれる公算か成分とその作用性-抗酸化作用とは?-」

東北大学大学院歯学研究科庭野吉己氏

抗酸化食品の活性酸素消去機構として、生体内で産生される活性酸素の特徴と食品に含まれる代表的な抗酸化成分(ビタミンC?E、カテキン、ポリフェノール、カロテノイドなど)の作用機序を紹介する。

3.「上杉鷹山公が奨励した植物「ウコギ」の健康食品としての魅力」

山形大学名誉教授尾形健明氏

山形県米沢市には、総延長20kmに及ぶ落葉低木のヒメウコギの生垣がある。産学官連携による取組みの結果、ウコギ葉には多くの機能性成分が含まれ、種々の薬理作用を持つことが明らかになり、商品化が進められている。

4.「次世代のトレンド「赤い果肉のリンゴ」の可能性と研究?育種の現状」

弘前大学農188体育官网-【体育娱乐】@命科学部附属生物共生教育研究センター松本和浩氏

弘前大学で育種した果肉まで赤いリンゴ新品種「紅の夢」などの育種?研究の現状を説明し、普及に向けてどのような取り込みをしているのか、抗酸化食品としてどのような研究シーズがあるのか紹介する。

5.申込締切:2013年8月19日(月)

6.申込方法:下記のメールアドレス、FAX番号まで、氏名及び連絡先を明記の上、お申し込みください。

7.参加費(テキスト代を含む):無料

8.主 催: 公益社団法人日本油化学会関東支部

9.共 催: 一般社団法人油脂工業会館

申込み?問い合わせ先: 弘前大学大学院保健学研究科中川公一

TEL?FAX:0172-39-5921
E-mail: nakagawa@hirosaki-u.ac.jp