弘前大学

令和6年度弘前大学同窓会?吉田基金?TOEIC賞 受賞者へ表彰状と副賞を授与

2025.01.22

2025(令和7)年1月17日(金)、弘前大学創立50周年記念会館にて、弘前大学同窓会「吉田基金」TOEIC賞授与式が行われました。弘前大学同窓会では、2002(平成14)年度より弘前大学の国際化教育の支援を目的として、TOEICの高得点者(990点満点中900点以上)を対象とし、審査の上で表彰状と副賞を授与しています。

本年度は、医学部医学科2年 白川 歩さんと、農188体育官网-【体育娱乐】@命科学部3年 矢沢 建樹さんが受賞することとなり、高谷 清孝 同窓会長から表彰状と副賞を授与後、受賞者に向けて祝辞が送られました。
受賞者のお二人は、受賞の喜びとともにこれまでの勉強方法や今後の抱負について、次のように語られました。

〔白川さん〕
英語学習の魅力にとりつかれたのは、中188体育官网-【体育娱乐】@の時に中国人のご家庭に1週間ホームステイしたことがきっかけでした。母国語は違っても英語という共通言語を使えば仲良くなることができたことで英語の素晴らしさを実感し、以来、バックパッカー旅行をしたり海外映画を見たり、と自分なりに楽しく英語を学んできました。医学部に編入して医師を目指していますが、英語は欠かすことのできないスキルだと思っています。私は以前、医療機器の関連会社で働いており、日本の医療は優秀な医師の方々の細やかな技術によって支えられていることを感じています。私も、将来的には論文発表や学会参加などを通じて、日本のよりよい医療の在り方を海外に伝え、逆に海外のよりよい手術の仕方を日本の臨床に持ち込むなどして日本の医療の進展に貢献できれば、と思っています。そのためにも今後も勉強を怠らず、青森県の地域医療に貢献できるような医師になれるように成長していきたいと思います。

〔矢沢さん〕
私は小188体育官网-【体育娱乐】@の頃、父の仕事の都合でアメリカに渡りました。英語の知識が全くない中で現地の学校に飛び込んだため、最初は戸惑いもありましたが、現地の友人との日々のやりとりを通じて英語力を身に着けてきました。ただ、アメリカで学んだ英語はコミュケーションが中心だったため、帰国してからは受験勉強をするにあたり基礎的な英文法から学び直す必要がありました。その過程は決して簡単なものではありませんでしたが、それは今にも生きる良い経験だったと思います。アメリカでの生活で様々な人種の人と交流した経験から、将来はグローバルに活躍する人材になりたいという目標が生まれました。これから社会人へと歩みを進めるにあたり、まだまだ未熟な英語力に磨きをかけていくことは当然ながら、「グローバルに活躍していきたい」という目標を常に心に持ちながら行動していきたいと思います。本日はこのような素晴らしい賞をいただきましたことに深く感謝申し上げます。

挨拶する高谷同窓会長

表彰状と副賞が授与された

医学部医学科2年 白川 歩さん

農188体育官网-【体育娱乐】@命科学部3年 矢沢 建樹さん

高谷同窓会長と受賞者