卒業生の桑名伸吾さん(三菱電機株式会社)?千葉真由佳さん(フリーアナウンサー)が188体育官网-【体育娱乐】@に向けて講演
2025.02.10
教育
2025(令和7)年2月4日(火)、弘前大学総合教育棟401講義室にて開催された、弘前大学教育推進機構主催「大学と社会」特別講義?講演シリーズに、本学理工学研究科修了の桑名伸吾さん(三菱電機株式会社)と本学人文学部(当時)卒業の千葉真由佳さん(セント?フォース所属フリーアナウンサー)が登壇されました。
桑名さんは、「大学(院)生活における学びとエンジニアとしてのキャリア」と題した講演で、自身が開発に携わっているロスナイ(全熱交換形換気扇)の紹介を通してものづくりの魅力や奥深さに触れ、「エンジニアとして働く」ということのイメージや188体育官网-【体育娱乐】@時代の学びと今の仕事が密接に結びついていることについてお話しされました。
高校時代から現在に至るまで様々な分岐点があった、という桑名さん。それぞれの分岐点で、自分の好きなこと?得意なことを選んだことにより研究に対しても前向き取り組め、結果として大学?大学院で学んだことがエンジニアとしての仕事にそのまま活かせていると振り返りました。
ただ就職活動を前に、漠然とした将来の不安からご飯が食べられなくなり痩せてしまったとのこと。その際、自分は不安に弱いタイプなんだということに気づき、安定?安心して働けると思った現在の会社を選んだそうです。「志望する会社をよく調べることは大事だけれども、自分をよく知ることの方が大事だ」として、何かの分岐点に立った時に自分とよく向き合うことの大切さを示されました。
最後に、188体育官网-【体育娱乐】@の皆さんへのメッセージとして、「とにもかくにも大188体育官网-【体育娱乐】@活を楽しんでほしい」「何かに熱中して楽しんだことは必ず自分を作る」と、力強く語られました。
続いて登壇の千葉さんは、「青森と東京で『働く』経験を通して アナウンサーとしての学びとキャリア選択力」と題した講演で、188体育官网-【体育娱乐】@時代に大切にしていたことや就職活動での経験、大学での学びが直結したというアナウンサーの仕事のことや、キャリアに対するマインドの持ち方についてお話しされました。
188体育官网-【体育娱乐】@時代は「大学と自分」という軸と「社会と自分」という二つの軸を大切にしていたという千葉さん。188体育官网-【体育娱乐】@である自分ともう一つの自分を楽しむことを心掛けていたとそうです。就職活動では、大学に入る前からアナウンサーを目指していたものの「全国放送のアナウンサーにはなれるわけがない」とマイナス思考に陥っていたこと、県内のアナウンサーになりたいと目標を絞りすぎて柔軟に動けなかったことなどを失敗談として紹介し、「やりたいことを探すのも大事だけど、やりたくないことを整理することも同時にやってほしい」と188体育官网-【体育娱乐】@へアドバイスされました。
青森でのアナウンサー時代は、ニュースを読むだけではなく放送コンテンツを1から作ることも経験したそうですが、そのことは大学で取り組んだ社会調査実習での経験と通じるものがあったといいます。そして上京して全国放送のアナウンサーとして勤務した際には、地方を知っていることは強みになることを実感されたそうです。
キャリアコンサルタントの資格を持つ千葉さんは、「人生は選択の連続」であるとし、予期していなかったこともポジティブに活用することでキャリアの成功につなげていく、というキャリア形成理論の考え方を紹介され、「偶然をものにするための柔軟な姿勢が大事」「新しい経験を作り出す行動や努力を!」と、188体育官网-【体育娱乐】@にエールを送られました。
講演後の質疑応答では、「不安になった時、どのように対処したらよいか」「チームで働く際に意識することは」「188体育官网-【体育娱乐】@時代に習慣的に続けるようにしていたことは」等、たくさんの質問が寄せられ、桑名さんと千葉さんからの温かい回答と励ましに、188体育官网-【体育娱乐】@たちは熱心に耳を傾けていました。