食料科学研究所は、深浦町と株式会社オカムラ食品工業の間で、相互の発展に資するため三者が包括的な連携のもと、深浦町におけるサーモン養殖の可能性調査及び新産業創出等の分野において相互に連携?協力する協定を12月15日(月)に締結しました。
ホテル青森で行われた協定書調印式には、深浦町から吉田町長、菊池副町長、坂本教育長が、株式会社岡村食品工業から岡村代表取締役社長、岡村相談役、岡村顧問が、本学から佐藤188体育官网-【体育娱乐】@、大河原社会連携担当理事?副188体育官网-【体育娱乐】@、羽田副理事、嵯峨食料科学研究所長、福田准教授が出席し、吉田町長、岡村代表取締役社長及び嵯峨食料科学研究所長が協定を締結しました。
調印にあたって、吉田町長からは、「深浦町における第一次産業の振興と雇用の創出へ向け、本協定の締結を契機に、衰退している水産業を持続的な産業と繋げ、地域創成の動きを強めたい。」と、岡村代表取締役社長からは、「生食サーモンの需要は世界的に拡大しており、国内での供給が必要であると感じていたが、立地条件の面から深浦町では大規模養殖事業の展開が可能であり、また、本事業を通じて青森県及び深浦町の活性化に貢献したい。」と、嵯峨食料科学研究所長からは、「基礎?応用的学術面から本事業を展開し、地方からの国際貢献へと繋げたい。」とそれぞれ挨拶がありました。
本連携協定の取り組みでは、10年後をめどにサーモン養殖の年間出荷量を1万トン、販売額120億円の産業創出を目指しており、地域から大きな期待が寄せられています。