弘前大学

ロシア科学アカデミー極東支部ウラジオストク植物園研究所と部局間学術交流?協力協定を締結

2015.02.24

 本学白神自然環境研究所は、ロシア連邦?ロシア科学アカデミー極東支部ウラジオストク植物園研究所と学術交流?協力協定を2月20日(金)に締結しました。

 ウラジオストク植物園は、1949年に旧ソ連政府により設立され、1970年に独立した科学研究機関とされた後、現在6つの研究部門(Natural Flora of the Far East, Introduction of Wooden Plants, Introduction of Herbaceous Plants, Vegetation Monitoring, Experimental Phytocenology, Tropical and Subtropical Plants Greenhouse System)をはじめ、その他、環境教育などを行うグループなども存在し、精力的に活動を行っています。

 協定書には、両研究所間の学術交流をはじめ、共同研究及び協同研究集会等の開催など4つの項目が記載されており、双方の研究の発展に寄与することが期待されます。

 両研究所間の協力関係は、世界自然遺産白神山地と、日本海を挟んだ対岸にあるロシア沿岸地域において、生物学や環境教育の分野における発展と研究成果の国際的な発信の促進につながるものです。

 また、日本と極めて関連の深い自然環境を持つロシア沿岸地方と北日本地域との研究交流は今後更に発展するものと考えられ、本協定が起点のひとつとなり、研究活動のみならず人的交流などを推進する原動力になると確信しています。

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