弘前大学が育成した果肉まで赤いリンゴ「紅の夢」については2013 年3 月に産官学が一体となった「赤い果肉リンゴ紅の夢普及推進委員会」を立ち上げ、ブランド化に向けて動き出しました。また同年11 月からは苗木販売が始まり、用意した2500 本が3 日間で売り切れる好評を得ています。そのような一連の動きの中で、2011 年から本学と共同研究を行っている平川市と今年度より共同研究を始める藤崎町の関係者、生産者と大学関係者が初めて一堂に会し、今年の紅の夢の出来や高品質果実生産のための育苗や生産方法についての検討会を行います。
紅の夢は用途に応じて栽培方法を工夫する必要があり、特に高品質果実を生産する場合は緻密な管理が必要です。紅の夢を普及させるためには大産地青森の生産者がいち早く大学の研究成果を取り込んだ栽培方法を確立し、全国の生産者の先駆けて良い果実を市場に供給する必要があります。
栽培者や地域を限定するクラブ制とは異なるオープンなシステムで、知名度と生産量を上げつつ、他産地よりも良い果実を生産することで差別化を図るこのシステムは、産(農家)?官(藤崎町と平川市)?学(弘前大学)が一体となり協力することが不可欠です。
■スケジュール等
○開催日時:12月19日(木)14時30分から (約1時間半程度)
○場所:弘前大学藤崎農場 1F 講義室 (藤崎町藤崎字下袋7-1)
○参加者:本学関係者、藤崎町農政課、藤崎町生産者、平川市経済部、平川市生産者、原田種苗
問い合わせ先
弘前大学農188体育官网-【体育娱乐】@命科学部附属生物共生教育研究センター
藤崎農場 助教 松 本 和 浩
〒038-3802 青森県南津軽郡藤崎町藤崎字下袋7-1
TEL:0172-75-3026 FAX:0172-75-5646
E-mail:k-matsu@hirosaki-u.ac.jp