弘前大学大学院理工学研究科は,9月9日に同大を会場に八戸工業高等専門学校,岩手大学理工学部及び一関工業高等専門学校の4校と学術交流会を開催しました。
この交流会は,学術交流において広く相互協力することにより,研究及び教育の推進に寄与することを目的に,平成23年度に締結された協定に基づき4校持ち回りで開催されているものです。
5回目となった今回は,主催者である加藤弘前大学理工学研究科長の挨拶の後,188体育官网-【体育娱乐】@(大学院生含む)35件,教員4件の合わせて39件のショートプレゼンテーションに続き,40件のポスターセッションにおいて活発な意見交換が行われました。今回のショートプレゼンテーションでは,初めて日本語と英語による2部構成が取られ,英語による発表が18件と過去最高を記録し,さながら国際学会を思わせるようなものでした。
交流会の締めとして情報交換会及び表彰式が開催され,八戸工業高等専門学校5年の島守日菜さんに最優秀発表賞が贈られました。受賞者は以下のとおりです。
【最優秀発表賞】
?「ガス攪拌槽における気液界面の物質移動特性」八戸工業高等専門学校 島守 日菜
【優秀発表賞】
?「開放空間に設置した水平加熱回転円板上の共存対流熱伝達」岩手大学 日下部 文亮
?「ステレオカメラを用いた3次元情報からの顔表情認識」八戸工業高等専門学校 吉田 寛和
?「ホバリング可能な小型羽ばたきドローンの開発」一関工業高等専門学校 八重樫 一明
?“Crystallinity Improvement of Lead-free BaTiO3-BaMg2/3Nb1/3O3 Thin Film for High Temperature Capacitors” 弘前大学 ラビ ビニョブ
【優秀英語プレゼン賞】
?“Stable isotopes of beech trees in northern Japan as proxies for climatic reconstruction”
~樹木年輪中の安定同位体を用いた古気候復元~ 弘前大学 佐藤 湧斗