平成28年10月15日(土)に,弘前大学農188体育官网-【体育娱乐】@命科学部403講義室において,白神自然環境研究所と白神研究会共催のシンポジウム「自然史を学ぶ楽しみ」を開催しました。シンポジウムでは,初心に帰って自然史を学ぶことの楽しさに着目し,新たな市民研究家を育成するために大学や博物館などの研究機関に何ができるのか,活動を支援し活性化する方法について意見を交わしました。講演者は,本学の教員に加えて,北海道大学総合学術博物館,静岡県立ふじのくに地球環境史ミュージアム及びさっぽろ自然調査館から招かれており,「自然史を学ぶノウハウを伝える」,「地域の生物を調べる意義と楽しみ」,「自然を楽しむ場とツールをつくる」等の内容で発表と活発なディスカッションが行われました。
このシンポジウムは青森県,環境省東北地方環境事務所,林野庁東北森林管理局,津軽昆虫同好会の後援を受けて実施され,大188体育官网-【体育娱乐】@およそ20人を含む65人の参加でした。市民研究家の集まりである同好会組織の存続についても議論され,こうした組織の今後のあり方について考える良い機会となりました。