弘前大学人文社会科学部は,平成29年5月22日(月)にGLOBALG.A.P. (Good Agricultural Practices)の普及?推進に向けた青森県を中心とした農家及び農業法人に対する啓発活動を通じて、地域の国際競争力推進に寄与することを目的として,一般社団法人GAP普及推進機構と連携協定を締結しました。同機構が大学と協定を結ぶのは初めてになります。
人文社会科学部内に設置しているGAP相談所が中心となって,青森県を中心とした農業界に事実上の世界標準であるGLOBALG.A.P.を定着させ,それにより農産物の輸出拡大をめざすため,全国規模で同様の活動をする同機構と連携することにより,団体認証の活動や情報発信の推進が図られ,活動の成果を地域に還元する体制が整うこととなります。
締結式には,同機構から今瀧専務理事,鈴木理事,小笠原事務局長のほか,GLOBALG.A.P.を主宰するNPO FoodPLUSのCEOであるクリスチャン?ムーラー氏が立ち会いました。
今後,同学部と同機構は随時,GLOBALG.A.P.の方向性について情報交換するほか,勉強会等の行事を通じて相補的に協力することにより,情報発進力の強化は図っていく予定です。