7月23日(月),創立50周年記念会館岩木ホールにおいて,「弘大じょっぱり起業家塾」を開講しました。
開講式には,塾長の石川社会連携担当理事,伊藤教育担当理事,郡研究担当理事,森副理事,そして受講生19名が出席。石川塾長から「本学が提供する起業家プログラムを有効に活用いただき,様々な地域の課題に取り組んでもらいたい。」と挨拶があり,森副理事から本起業家塾の概要説明,そして受講生を代表して本学理工学部2年山口剣さんが「この起業家塾プログラムを通じて,起業家マインドを持った地域で活躍できる人材を目指したい。」と抱負を語っていました。
開講式に続き,株式会社BOLBOPの木崇史代表取締役社長を招き「起業でいちばん大切な事~あなたは何故起業するのか~」と題した,第1回目の講義を行いました。
講義では,木社長自身の起業に至るまでの歩みを紹介した後,動画を活用してリーダーシップで大切なことを考えさせたり,起業に対する考え方などが論じられました。また,「なぜ起業したいのか」,「起業して向き合いたいテーマ」など木社長からの質問に,隣席の受講者同士で話し合いの時間を設け,受講者間での情報交換を図りました。
本起業家塾は,9月まで7回の講義を通じ,起業や地域ビジネスに関する基本を学び,その後は,地域ビジネスに関わる経営学のセオリー,起業家の講演から学ぶ事例研究,事業計画の策定などを通じ,柔軟な発想力や高い企画提案力を身につけ,起業家マインドを持つ「じょっぱり起業家」として地域で活躍できる人材を育成していくこととしています。
【注釈】じょっぱり=津軽弁で意地っ張りの意。「じょっぱり起業家」とは困難な状況にもしなやかに適応し,強い郷土愛を兼ね備えた起業家のことをさす。
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