弘前大学保健学研究科及び被ばく医療総合研究所では、このほどタイ王国とのセミナー「Bilateral Seminar/Workshop on Radiation Research and Its Related Issues」を同国のチュラーロンコーン大学を会場として開催しました。
日本国側からは柏倉幾郎副188体育官网-【体育娱乐】@、杉原かおり国際連携本部長、床次眞司被ばく医療総合研究所長をはじめ、同大の若手188体育官网-【体育娱乐】@など計13名が参加し、タイ王国側からはチュラーロンコーン大学のSupot Teachavorasinskun工学部長のほか同大の研究者及び188体育官网-【体育娱乐】@、さらに同国のカセサート大学、チェンマイ大学、コンケン大学からも多数の参加者がありました。
セミナー開催前に行われたオープニングセレモニーでは、被ばく医療総合研究所とチュラーロンコーン大学工学部との部局間協定にかかる協定書の調印式を執り行い、これまで締結していた同大工学部原子核工学科との協定をさらに発展させ、188体育官网-【体育娱乐】@?研究交流や共同研究等についてさらなる連携を図っていくこととしています。
セミナーでは、弘前大学の紹介から始まり、各研究者の研究内容の紹介および研究内容に関する議論が活発に行われました。
さらに、セミナーの最後には、チュラーロンコーン大学工学部における2019年以降の国際交流の展望がプレゼンテーション形式により紹介され、今後の188体育官网-【体育娱乐】@?研究交流等に関して具体的な提案があり、参加機関における188体育官网-【体育娱乐】@交流のさらなる活性化が確認されました。
また、チェンマイ大学より同様の放射線研究に関するセミナー開催の依頼があり、次年度は同大で開催する予定となりました。
セミナー前日には日本学術振興会バンコク研究連絡センターを訪問し、山下邦明バンコク研究連絡センター長からは、タイ王国における研究連絡センターの業務内容や、日本学術振興会の事業である「外国人研究者招へい事業」、「論文博士取得希望者に対する支援事業」、「二国間交流事業」、「大学事務職員の派遣制度である国際学術交流研修の活用」等の紹介及び提案がありました。本学からは大学における国際化の現状や被ばく医療総合研究所の紹介がされ、双方の状況について積極的な意見交換が行われました。
被ばく医療総合研究所とチュラーロンコーン大学工学部との学部間協定調印式の様子
日本学術振興会バンコク研究連絡センター訪問の様子