弘前大学研究?イノベーション推進機構は,令和元年9月27日(金)に弘前大学文京キャンパスにおいて,教育?研究活動によって得られた知的財産の保護及び有効な活用により,社会の持続的発展に貢献することを目的に,「令和元年度第1回弘前大学知財塾」を開催しました。
今回は,今年1月に施行された著作権法について,「改正著作権法に関する解説 ~授業や学会発表等で他人の著作物を扱う場合,研究でデジタルデータやデータベースを扱う場合の注意点など~」と題し,正林国際特許商標事務所 弁理士 鶴本 祥文 氏を講師に迎え御講演いただきました。
講師の方からは,著作権に関する基礎的な知識,近年から現在までの改正内容,大学の教育?研究の現場,学会発表や論文発表などにおいて,他人の著作物を利用する場合どのような点に気を付けるべきか,また,今日デジタル?ネットワーク化が日々進展しているため,著作権法は,今後も何らかの法改正が行われる。そのため,教育?研究の現場においては,権利侵害しないよう規定を随時確認し対応する必要があると解説いただきました。
参加した大学の188体育官网-【体育娱乐】@?188体育官网-【体育娱乐】@の方々は,講師の話について熱心に聞き入り,具体的な事例に基づいた質疑応答も活発になされ,著作権法について理解を深める有意義な場となりました。
講師の鶴本氏