医学研究科掛田教授が「JJR Excellent Reviewer Award in 2020」 を受賞
2021.06.21
受賞?表彰
弘前大学医学研究科放射線診断学講座 掛田伸吾教授が令和3年4月15日、日本放射線科学会のホームジャーナルである「雑誌Japanese Journal of Radiology:JJR」の優秀査読者として「JJR Excellent Reviewer Award in 2020」 を受賞しました。本賞は、掛田教授の本雑誌の国際化ならびに学術的発展における功績が日本放射線学会で評価されたものです。
掛田教授は以前から本雑誌に従事しており、本雑誌は2013年まではインパクトファクター(以下IF:学術雑誌の影響度を評価する指標)1点以下でしたが、現在は1.5前後をキープするようになりました。掛田教授は、「現在の放射線科学の事情として、欧米だけでなく、アジアから発信される情報にも意識を向ける時代にあるのだと感じています。韓国放射線科学会誌はIF=3.2であり、中国は論文数、国際学会発表数など世界の放射線科学を牽引しています。このようなアジアにおける変化は、我々が危機感を共有し雑誌の改革に取り組むきっかけとなりました。我々は、優れた論文や総説の掲載だけでなく、優秀な査読者の育成にも尽力しています。」と話し、「今回の受賞は、私自身、微力ながら本ジャーナルへの貢献が評価されたと喜んでおります。」とコメントしました。