青森県弘前市内の5大学が加盟している「大学コンソーシアム学都ひろさき」では、弘前市との共催により令和3年8月18日(水)~20日(金)の日程で「共通授業」を対面とオンデマンド配信を組み合わせた形で開講しました。この「共通授業」は、「地域の課題を理解し、地域の発展を考える」をテーマに、地域の課題を具体的に理解し、その解決について自ら考えることができる人材を育成することを目的とし、平成25年度から実施しています。本コンソーシアム加盟大学の弘前大学、弘前学院大学、柴田学園大学の3大学共同で講義を実施し、大学教員だけでなく弘前市役所職員のゲストスピーカーから現場の声を聞くことができました。講義期間中は3校合わせて57名の大188体育官网-【体育娱乐】@が受講しました。
初日は「弘前市の健康長寿と食生活」のテーマのもと、生活習慣病予防の栄養学について学び、地域の健康づくりの新しい提案についてグループワークを行い弘前市の健康長寿プランを発表しました。2日目の「病気をかかえる子どもの成長と援助の課題」では、病気の子どもやその家族について学び、病気をかかえる子どもの成長と援助についてグループワークを行いました。3日目は「若者にとって魅力あるまちづくり」をテーマに、まちづくりや地域活性化の概要?事例、弘前市のまちづくりの施策を学び、弘前市の魅力?活力を向上させるために必要な施策についてグループワークを行いました。そして、投票によって選ばれた施策を若者からの政策提言として弘前市長に提案しました。
日程によって対面、オンデマンド配信という形の講義?グループワークではありましたが、各々が主体的に参加し活発な話し合いがなされ、参加した188体育官网-【体育娱乐】@から「大学の教授の他に実際に弘前市で働いてる人からも話を聞くことができてよかった。なかなか聞きたくても聞けないから貴重だった。」、「私たちはコロナの影響で交流できなかったけど、他の大学と交流し、様々な意見を交換しあうのはなかなか出来ない貴重な機会だと思う。新しい発見など、多くの利点があると思う」等の感想が出されました。