弘前大学

弘前大学有識者懇談会(令和3年9月27日)を開催しました

2021.09.27

有識者懇談会に先立ち、講演会「外ヶ浜町の現状と未来~コロナ時代をどう生き抜くか~」を開催

講演会中の山崎町長

地域を志向した事業の展開や、自治体運営についての見識を深め、本学における今後の地域創生の取組を強化することを目的として、令和3年9月27日(月)に弘前大学創立50周年記念会館において講演会を開催しました。

講師として山崎結子外ヶ浜町長をお迎えし、「外ヶ浜町の現状と未来~コロナ時代をどう生き抜くか~」と題してご講演いただきました。
講演会では、外ヶ浜町の抱える人口減少?財政事情?産業等の課題や、その解決のために「世界標準仕様の取入れ(英語、WEB化、バリアフリー、UD、SDGs等)」、「販売を見越した生産、養殖強化、高付加価値商品の生産、販路拡大」、「財政規模にあった持続可能な財政によるSDGsに配慮した町づくり」等に取り組んでいくことを熱く語られました。

また、弘前大学地域戦略研究所が、日本サーモンファーム(株)との共同研究開発を通じて、青森県産サーモンの大規模養殖実証事業の産業化を目指していることに触れ、「地域を支え、地域から支えられる大学」として非常に素晴らしい取組であり、今後も地域活性化の中核的拠点として活躍することを期待すると述べられました。

有識者懇談会

講演会終了後引き続き、山崎結子外ヶ浜町長と福田眞作弘前大188体育官网-【体育娱乐】@の懇談が行われ、産業、少子高齢化、医療、教育の課題や解決策等に関して意見が交わされました。
特に「外ヶ浜町の特産品であるホタテの残渣処理について、本学の地域戦略研究所や農188体育官网-【体育娱乐】@命科学部の知見を活用し、地域の資源に変えることにより残渣処理の労力や経費を削減すること」、「少子高齢化が進む地域の医療を支えるために、本学の医学研究科や医学部附属病院が協力できること」等について議論を深めました。

弘前大188体育官网-【体育娱乐】@

弘前大188体育官网-【体育娱乐】@
福田眞作
(ふくだ?しんさく)

昭和31年秋田県生まれ。弘前大学大学院医学研究科修了。弘前大学大学院医学研究科教授、弘前大学医学部附属病院長、弘前大学188体育官网-【体育娱乐】@特別補佐などを経て、令和2年4月1日弘前大188体育官网-【体育娱乐】@に就任。

外ヶ浜町長

外ヶ浜町長
山崎結子
(やまざき?ゆいこ)

昭和56年東京都世田谷区生まれ。成城大学文芸学部文化史学科卒業。株式会社フロンティアワークス、環境省自然環境局、株式会社オカムラ食品工業などを経て、平成29年4月24日外ヶ浜町長に就任(現在2期目)。