【プレスリリース】海洋酸性化に耐性を持つサンゴの存在を明らかにすることに成功
2017.07.04
研究
弘前大学理工学研究科 地球環境防災学科 野尻 幸宏 教授が行っている共同研究の成果が、国際誌に掲載されました。
沖縄工業高等専門学校?生物資源工学科の井口 亮助教をはじめとする研究グループは、琉球大学、沖縄県環境科学センター、弘前大学との共同研究で、海洋生態系に深刻な影響を及ぼすとされる海洋酸性化に対して、耐性を持つサンゴが自然界に存在することを明らかにしました。
今後、海洋酸性化がサンゴ群集全体にどのような変化を及ぼしうるのかを予測することや、サンゴ移植に最適な系統選抜を行うための技術開発においても重要な知見となります。
研究成果は、国際誌「Marine Ecology(平成29年6月20日公開)」と「Marine Pollution Bulletin(平成29年6月24日公開)」に掲載されました。
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