弘前大学

令和4年度むつ市地域学校協働活動スキルアップ研修会を開催しました

2022.07.26

令和4年6月19日(日)、むつ市教育委員会と共催している「むつ市地域学校協働活動スキルアップ研修会」を「子どもの放課後を本気で考える~子どもの権利条約?子どもの人権について~」をテーマにむつ市中央公民館にて開催しました。深作 拓郎氏(弘前大学教育学部 講師)が講師を務め、むつ市内学童保育支援員、むつ市教育委員会関係職員の20名が参加しました。

今回は、子どもにとっての放課後とは何であるのかという、根幹に関わる部分を掘り下げ、児童福祉法や子どもの権利条約を基本とした、「子どもの権利」について学びました。
大人の立場からではなく、子どもの側の目線で考えるという演習は、遊びにおける大人の関わり方などについて、改めて考えさせられるきっかけとなりました。子どもにとっての放課後?遊びの世界とは、どのようなものなのか。学校とも家庭とも違う独自の世界があり、そこには独自の教育的価値を有することなど、新しい発見があり、遊びの重要性を認識する機会にもなりました。大人主導による大人の自己満足の実践になりかねないところを、子どもの最善の利益を考えるという視点を持ちながら、子どもの支援に関わっていくことにつながるものとなりました。

研修後のアンケート結果からは、満足度の高さがうかがわれ、日々の課題や悩みの解決の一助となることが出来、充実した研修会となりました。

深作 拓郎 講師

深作 拓郎 講師

研修会の様子