「健康寿命延伸学講座」を開設【バリューHR、東京海上ホールディングス×弘前大学大学院医学研究科】
2022.08.09
研究
弘前大学とバリューHR、東京海上ホールディングスが共同研究講座「健康寿命延伸学講座」を開設
国立大学法人弘前大学(188体育官网-【体育娱乐】@:福田眞作、以下弘前大学)と、株式会社バリューHR(代表取締役 社長:藤田美智雄、以下「バリューHR」)および東京海上ホールディングス株式会社(取締役社長 グループCEO:小宮暁、以下「東京海上ホールディングス」)は、2022年8月1日付で、弘前大学大学院医学研究科内に産学連携の共同研究講座「健康寿命延伸学講座(英語表記:Department of Healthy life expectancy extension science)」を開設し、8月9日に弘前大学において開設式を執り行いました。
共同研究講座開設の背景
「人生100年時代」と言われており、かつ、「超高齢化社会」を迎えた我が国において全ての国民が元気に活躍し続ける社会、安心して暮らすことができる社会を実現することが求められております。
弘前大学COIでは、2005年から実施してきた「岩木健康増進プロジェクト」の超多項目健康ビッグデータを活用した研究により、様々な知見や成果を得ており、この度の共同研究講座では、これらに加えて、バリューHRや東京海上ホールディングスがこれまで培ってきたデータや知見も合わせて活用することにより、疾病予測モデル、行動変容モデルを研究?開発いたします
。
バリューHRおよび東京海上ホールディングスは、この疾病予測モデル、行動変容モデルを用いて顧客にサービスを提供することを通じて、「健康寿命の延伸」「働き方改革」「健康経営?の推進」等へ貢献することを目指して参ります。
共同研究の概要
(1)研究目的
この度の共同研究講座で開発する疾病予測モデルや行動変容モデルの提供を通じ、個々人の疾病リスクを低減させ、高い健康度を維持したままで高齢期を迎えられる社会を実現し、社会保障費の逼迫や労働力不足(社会活力の低下)という社会課題の解決を図ります。
(2)研究内容
①個人の健康診断結果、レセプトデータ等に基づいて、生活習慣病などの疾病に罹患するリスクが高い人を明らかにする疾病予測モデルの研究および開発。
②リスクが高いとされた人に対して、健康保持や増進のための行動を、個々人に合わせて提供するための行動変容モデルの研究および開発。
③インセンティブにより健康寿命を延伸する機能を内在する保険商品?サービスの開発。
共同研究講座の概要
名称 |
健康寿命延伸学講座(Department of Healthy life expectancy extension science) |
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設置期間 |
2022年8月1日~2025年7月31日 |
研究担当者 |
?特任教授 中路 重之(弘前大学大学院医学研究科) |
■プレスリリースは こちら(274KB)