本学ボランティアセンターは、弘前市及び本学人文学部の共催、岩手県野田村の後援で「東日本大震災からの地域復興を考える-弘前大学ボランティアセンター活動報告会?研究報告会(以下、活動?研究報告会)」を2014年3月10日(月)、弘前市民文化交流館ホールで開催しました。活動?研究報告会は2部構成で、第1部、第2部を通して、約100名の弘前市民及び行政関係者、大学関係者が出席しました。
第1部では、科学研究費補助金 基盤研究(A)「北リアスにおけるQOLを重視した災害復興政策研究-社会?経済?法的アプローチ」(JSPS科研費24243056?研究代表者 李 永俊)と平成25年度人文学部戦略経費の助成を受けて「先行事例から考える地域復興-各国の災害対応を問い直す」をテーマに、日本、アメリカ、インドネシア、そして、中国での災害復興に関する研究報告会が行われました。
各報告を通して、被災者の生活を優先することの重要性や、復興のスピード、地域活性化のプロセスに焦点を当てることなど、これまでの災害復興研究を土台とした貴重な知見が提供されました。
第2部では、本学ボランティアセンターの活動報告会が行われ、佐藤188体育官网-【体育娱乐】@の開催挨拶の後、葛西弘前市長の来賓挨拶、小田祐士岩手県野田村長からのビデオメッセージの上映がありました。
引き続き、中林一樹明治大学特任教授を講師に迎え、「災害復興を再考する」をテーマに基調講演が行われました。また、岩手県野田村にて「チーム北リアス」メンバーとして復興支援?交流活動を行っている河村信治八戸工業高等専門学校教授から、野田村活動報告として、同村で実施したシャレットワークショップの事例紹介と、本学ボランティアセンターを通して同村に復興支援?交流活動で定期的に出向いている本学188体育官网-【体育娱乐】@と弘前市民から「チーム?オール弘前」の平成25年度の活動報告及び支援?交流活動を紹介する映像の上映がありました。
なお、「チーム?オール弘前」による野田村復興支援?交流活動は平成26年度も引き続き継続していく予定です。