2023(令和5)年3月10日(金)、今年度、農林水産省が全国の棚田地域振興を目的として新設した「つなぐ棚田遺産」感謝状が弘前大学に贈呈されました。
この感謝状は、棚田地域の振興等に貢献している企業?大学等に「未来へつなぐ」部門、「人と人とをつなぐ」部門、「クリエイティブ」部門の3つの部門に分けて贈られるものです。初年度となる今回は、3つの部門合わせて39の企業?大学等が贈呈され、弘前大学(「みらいをつなぐ」部門)の他、広島大学(「人と人とをつなぐ」部門)、高知大学(「みらいをつなぐ」部門)など、大学では全国で5大学が選ばれました。
今回の評価対象となったのは、2014(平成26)年度から青森県からの受託研究(代表:大学院地域社会研究科?平井太郎教授)の一環として、黒石市大川原地区の活動を7年間にわたって支援しつづけていることに対してです。大川原地区は2021(令和3)年、青森県で初めて国の指定棚田地域に指定され、棚田地域振興協議会において活発な活動を続けています。その活動には、人文社会科学部や大学院地域共創科学研究科の188体育官网-【体育娱乐】@?大学院生も参加し、研究?教育の面でも生かされています。
青森県中南地域県民局農村計画課長 吹田全弘氏から感謝状を贈呈された弘前大学 石川隆洋理事(社会連携担当)は「黒石市と弘前大学は今年度、包括連携協定を結んだこともあり、黒石市長からも大川原地区の棚田地域振興についてはお話を伺っておりました。本学としても今後もできるかぎりのお手伝いをさせていただきたい。」と話しました。
つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~の認定について(農林水産省Webサイト)
https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/nintei.html