青森県弘前市内の5大学が加盟している「大学コンソーシアム学都ひろさき」では、弘前市との共催により令和5年8月22日(火)~24日(木)の日程で「共通授業」を開講しました。
この「共通授業」は「地域の課題を理解し、地域の発展を考える」をテーマに、地域の課題を具体的に理解し、その解決について自ら考えることができる人材を育成することを目的とし、平成25年度から実施しています。本コンソーシアム加盟大学の弘前大学、弘前学院大学、柴田学園大学の3大学共同で講義を実施し、大学教員だけでなく弘前市役所職員のゲストスピーカーから現場の声を聞くことができました。講義期間中は3大学合わせて52名の188体育官网-【体育娱乐】@が受講しました。
初日は「学校と地域社会が連携した健康づくりを考える~弘前市の児童生徒の健康診断結果と健康課題から~」のテーマのもと、弘前市の児童生徒の健康診断と健康課題、健康教育の取り組みについて学び、実際に児童生徒の健康診断を体験した後、学校と地域社会が連携した健康づくりについてグループワークを実施しました。2日目の「地域の健康課題と食生活」では、各ライフステージの健康と栄養について学び、自身や家族の食と健康を振り返りました。さらに、弘前市の健康づくりの実態と課題をもとに、地域の健康づくりのためにできることを会場にいる全員で意見交換を行いました。3日目は「地域の情報発信について」をテーマに、地域の情報発信や様々な情報発信の形、弘前市の情報発信を学び、弘前市の情報の発信方法についてグループワークを行いました。
授業は3日間とも対面で行われ、各々が主体的に参加し活発な話し合いがなされ、参加した188体育官网-【体育娱乐】@からは「今回の授業を通して、健康?食生活?情報発信について多角的な視点から考える良い機会になったと思う」や「授業で他大学の188体育官网-【体育娱乐】@と関わることがほとんどなかったので、様々な意見を聞けた。また自分の大学の授業では徐々に人が固定されてくるので新鮮でした」等の感想が聞かれました。