2023(令和5)年9月10日(日)に弘前市民会館にて開催されたお笑いステージ「TAnGE OMOSHE(タンゲ?オモシェ)」を活用し、弘前市と弘前大学は「笑いで健康になれるのか」の実証実験を行いました。
今回のお笑いライブは、市が掲げる「健康都市弘前」の実現に向けた取り組みの一つとして「笑いと健康」をテーマに実施されたもので、ライブには弘前市出身の「じろう」さんがメンバーのお笑いコンビ「シソンヌ」や、お笑いトリオの「パンサー」、「とにかく明るい安村」さん、「もう中188体育官网-【体育娱乐】@」さんが出演し、会場は終始大きな笑いに包まれていました。
本実験は、人がストレスを感じているときに唾液中の「アミラーゼ」が増える性質を利用し、お笑いを見る前と見た後のアミラーゼの量を分析するもので、保健学研究科 冨澤 登志子 教授 主導のもと実施されました。実験には、観客1,300人のうち事前に登録をしていた100名が参加し、本学関係者の指示を受けながらライブの前後に唾液を採取していました。
冨澤教授は実験について、「ストレスの変化だけでなく、笑いが健康に影響する楽観性や不安感などにどのような影響があるのか調査しました。今回の実験結果が健康寿命延伸のための支援の一歩となることを期待しています」と話しました。
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