弘前大学では、令和5年9月29日(金)に青森県むつ市「来さまい館」において、「令和5年度むつサテライトキャンパス『食育健康講座』(3回目)」を開催しました。
本サテライトキャンパスは、青森県下北地域において、むつ市を中心に188体育官网-【体育娱乐】@の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座?講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市、弘前大学及び青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置したものです。
本公開講座は、青森県下北地域における特産の農水産物を素材に、弘前大学等のシーズを活用し、その機能性や機能を活かした調理方法等を紹介するもので、食育文化の向上により、生産者はもとより加工業者や販売に関わる業者のモチベーションを高め、地域産業の活性化を図ることを目的として、令和5年7月28日から10月20日まで全4回の開講を予定しています。
第3回は、弘前大学 加藤 陽治 名誉教授から「きのこの栄養をしっかり取ろう!」と題した講義が行われ、22名が聴講しました。講義では、きのこの栄養成分や特長についての説明、効果的?効率的な摂取方法のポイントについての紹介がなされました。
引き続き、料理研究家 坂本 謙二 氏から、きのこを活用した「炊き込みご飯」と「千切り野菜との沢煮椀風お吸い物」等についてのレシピ説明及び試食が行われました。講義後には、「シイタケの栄養機能性について驚いた」「今までキノコは苦手であったが、ビタミンDが豊富とのことなので今後は積極的に食べていきたい」といった感想が寄せられ、有意義な講義となりました。