弘前大学ボランティアセンターは、7月4日(金)、弘前市との共催で、第一回市民ボランティア講座「災害ボランティア-KOBEから東日本へ、そして」を、創立60周年記念会館コラボ弘大8階 八甲田ホールで開催しました。当センターでは、東日本大震災発生直後から、市民、188体育官网-【体育娱乐】@、188体育官网-【体育娱乐】@が一体となり「チーム?オール弘前」として継続して岩手県野田村でボランティア活動を行っており、市民ボランティア講座を開催し、少しでも多くの市民や188体育官网-【体育娱乐】@にボランティア活動の実状と重要性を幅広く理解してもらうことで、ボランティア活動へ積極的に参加していただくことを目指しています。
当日は、31名が参加し、李永俊副センター長より開催の挨拶の後、大阪大学大学院人間科学研究科渥美公秀教授から「災害ボランティア-KOBEから東日本へ、そして」と題した講演が行われました。
これまで渥美教授は、東日本大震災発生後から、岩手県野田村の被災地でボランティア活動を継続的に行っており、李永俊副センター長とともに多くのボランティア活動に携わってこられました。
講演では、被災地?被災者へのボランティアには、効率性よりも被災者の生活を優先することの重要性や、被災者とのコミュニケーションの仕方、ボランティア活動を続けることの大切さ、生活に埋め込まれた防災、目に見えない防災活動に焦点をあてることなど、渥美教授がこれまで災害ボランティア活動を通して得てきた知見を基に様々な情報が提供されました。
さらに講演後は、今後のボランティア活動について、本学がどのようなアプローチをしていけばよいかなど意見交換が行われました。