2023(令和5年)11月18日(土)に開催された第1回東北テックプラングランプリにおいて、本学地域戦略研究所 吉田 曉弘 准教授が参加するバイオマスケイカルチーム(メンバー:吉田准教授単独)が企業賞(株式会社グローカリンク賞)を受賞しました。
東北テックプラングランプリ(主催:株式会社リバネス)は、情熱をもって東北エリアから科学技術で世界を変えようとするチームを生み出し、県内外の有力企業等との連携により、ロールモデルとなるベンチャー企業を創出することを目的に開催されており、今回が初めての開催となります。
受賞した吉田准教授からは、「このイベントで紹介したシーズは、地域で処理に課題を抱える廃棄物を肥料として有効利用を図るものです。実現できれば、ホタテ、しじみ、ウニの生産の際に発生する殻を低コストで処理でき、稲作に役立つバイオケイカル肥料を生産でき、本件の主要産業である水産業と農業の両方の活性化につながります。現在は、本学から共同研究トライアル経費を頂き、肥料以外のバイオケイカルの用途を探索している他、ケイカルの大規模生産設備についても検討を行っておりますので、引き続き鋭意研究開発を進めて参ります。学内外や理系文系を問わず、経営や技術面で一緒に取り組んで頂けるメンバーを募集中です。なお、他の受賞チームの中には188体育官网-【体育娱乐】@さんが発表されているものもありましたし、発表までの間にリバネス様と一緒に人に伝わるプレゼンとなるようメンタリングも受けることができました。また、賞金(教員の場合は研究費)も頂けて励みになるかと思いますので、発表したいシーズをお持ちの188体育官网-【体育娱乐】@さんがおられましたら是非とも次回以降のイベントへのご参加をオススメ致します。最後になりましたが、貴重な賞と研究費を頂戴し、地域課題を紹介し一緒に取り組んで頂ける仲間を探す機会を頂きましたリバネス様には厚く感謝致します」とコメントがありました。
学内外の皆様で、経営や技術面で一緒に取り組んで頂けるメンバーを募集中とのことですので、リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方は、以下連絡先までお問い合わせください。
【連絡先】地域戦略研究所 准教授 吉田 曉弘(よしだ あきひろ)
ayoshidahirosaki-u.ac.jp
■ 地域戦略研究所ホームページ https://www.iri.hirosaki-u.ac.jp/archives/9549
■ 東北テックプラングランプリ2023ホームページ https://ld.lne.st/tohoku/tp_tohoku2023/