令和5年度 第2回弘前大学広報研修会を実施
2024.02.27
広報
2024(令和6)年2月19日(月)に「令和5年度 第2回弘前大学広報研修会」を創立50周年記念会館 岩木ホールにて開催し、22名の職員が参加しました。弘前大学では、学内の情報収集力を強化し、積極的な情報発信を展開、本学の特色を国内外へ発信するために平成29年度より各部局に「広報支援員」を配置しており、広報支援員と広報を担当する職員向けの研修会を毎年実施しています。
今回の研修会は昨年度に引き続き、フォトグラファーの成田 真治 氏(株式会社アートクリエイティブイメージング 代表取締役)を講師としてお招きし、『プロに学ぶ!カメラの基礎知識と広報用写真の撮影のコツ』をテーマに、前半はカメラ撮影の基礎について座学を約50分、後半はポートレートや集合写真などの広報用写真撮影のコツについて実技を約30分行いました。
前半の座学では、実際にカメラの撮影画像をプロジェクターに投影しながら、「露出」の要素であるF値?シャッタースピード?ISOの関係性や、カメラ任せにしない「ピントの合わせ方」、写真をより魅力的に見せる「基本構図」について学んだ後、広報室職員が撮影した大学の式典や研修会の写真を見ながら、成田氏から良い点や改善点について説明がありました。
後半の実技では、各自持参した一眼レフカメラやスマートフォンを用い、ポートレート撮影を実際に体験した後、式典やイベント等で撮影機会の多い「集合写真」の撮影のコツについてレクチャーがありました。成田氏からは「集合写真を撮影する際、バックパネルや椅子は建物のセンターを意識して配置すること」や「被写体から近い位置より、少し離れて望遠で撮影した方が歪みのないスッキリした写真が撮影できる」等のお話がありました。
参加者からは「ポートレートや集合写真など、実際の業務でもよくあるシチュエーションで説明いただいたので非常に参考になりました。特に画角や構図について、どのように撮ればよいか具体的に示していただけたのがありがたかったです」や「実例を見ながら写真撮影のポイントを教えていただけたことによって、これまでの自分の撮影の仕方をどのように改善すればより良い写真になるのか分かったため、活かしていきたいと思いました」などの感想があり、会はなごやかに進行し、盛況のうちに終了しました。