弘前大学

プロの音楽家による院内コンサートを開催

2024.06.28

本院では2024(令和6)年6月7日、入院患者さん限定の院内コンサート「名曲の花束」を開催しました。このコンサートは来年青森県内で開催される「青い海と森の音楽祭」に向けたアウトリーチのひとつとして、「音楽に触れる機会の少ない方々に音楽を届けたい」というプロの音楽家の方々のご厚意により実現したものです。

ご出演されたのは、日本を代表する音楽家であるバイオリニストの矢部達哉さん、ピアニストの横山幸雄さん、五所川原市出身のソプラノ歌手 隠岐彩夏さんの3名で、矢部達哉さんは1997(平成9)年に放送されたNHK連続テレビ小説「あぐり」のテーマ曲「素晴らしき日々へ」を演奏されたご本人であり、生演奏が聴ける貴重な機会となりました。

他にもマスネ作「タイスの瞑想曲」、ショパン作「子犬のワルツ」と「英雄ポロネーズ」が演奏され、また、ドヴォルザーク作「我が母が教えたまいし歌」、映画「紅の豚」の挿入歌 加藤登紀子作「時には昔の話を」、映画「オズの魔法使い」の主題歌であるアーレン作「虹の彼方に」、木下牧子作「竹とんぼに」では隠岐彩夏さんの美しいソプラノの歌声が会場となった中央待合ホール内に響き渡りました。

会場には入院患者約70人を含む約110人が集まり、プロの音楽家によるクラシック音楽や映画音楽の名曲に聴き入り、大きな拍手が贈られていました。

院内コンサートの様子

矢部達哉さん(左)、横山幸雄さん(中央)、隠枝彩夏さん(右)