弘前大学医学部附属病院がカンボジア脳神経外科学会と株式会社Kitahara Medical Strategies Internationalとの相互交流に関する協定を締結
2024.07.10
国際
弘前大学医学部附属病院は、2024(令和6)年6月6日に本院において、カンボジア脳神経外科学会と株式会社Kitahara Medical Strategies International(KMSI)との相互交流に関する協定を締結しました。
協定締結式には、袴田 健一 病院長、カンボジア脳神経外科学会 Sokchan Sim (ソクチャン シム)会長、KMSI石橋千賀 代表取締役の代理で、医療法人社団KNI北原国際病院 林 祥史 医師が出席されました。また、袴田健一 病院長から、Sokchan Sim会長に、本院第1号目となる招聘診療教授の称号が授与されました。
カンボジアは1970年代の内戦以降、医師を含む医療者が激減、特に脳神経外科医は35名と質?量ともに十分とは言えない状況です。KMSIは、東京にある北原国際病院が属する医療法人社団KNIをはじめとする北原グループ内の株式会社であり、国内でヘルスケア関連の事業開発や海外展開のひとつとして、カンボジア国内にあるサンライズジャパン病院(※1)の運営に参画しています。
三者はこれまで、カンボジア脳外科学会主催の手術手技セミナーなどで交流してきた実績があり、本協定を契機にカンボジア脳神経外科学会所属の医師に対してオンライン?オフラインでのレクチャーや、本邦での研修を実施予定であり、カンボジア脳神経外科学会の正式な教育プログラムとして運用されることで持続的な教育活動を目指します。
本協定で、弘前大学医学部附属病院の国際協定は2例目となりました。
(※1)日揮株式会社及び株式会社Kitahara Medical Strategies International が出資する現地法人Sunrise Healthcare Service Co.,Ltd.が運営する病院で、カンホ?シ?ア王国の首都フ?ノンヘ?ンに位置している。
KMSI プレスリリース:https://join4future.com/report/33943/