弘前大学

弘前大学医学部附属病院が弘前地区消防事務組合との大規模災害等における連携協定を締結

2024.07.12

弘前大学医学部附属病院は、2024(令和6)年7月3日(水)に、弘前地区消防事務組合と大規模災害等における連携協定を締結しました。

本協定は、石川県能登半島地震の被災地へ弘前大学医学部附属病院のDMATが派遣された際に、救急車での移動に関して発生した様々な課題を、両機関で共有したことを契機として締結されました。協定には大規模災害等へのDMAT派遣時に救急車及び救急救命士を帯同することや、同組合管内で発生した局所的な災害に本院の医療チームが出動すること、平時から様々な研修及び訓練を共同で実施することで救急医療体制の充実強化を図ることなどが盛り込まれました。

締結にあたって、同組合管理者である櫻田 宏 弘前市長から、「大規模災害の応援体制や弘前管内での救急体制について、更なる充実強化を進めていきたい」旨の挨拶がありました。引き続き、袴田 健一 病院長から、「これまで培ってきた協力関係や信頼関係を本協定によって更に深め災害医療に貢献していきたい」旨の挨拶がありました。締結式には、同組合から管理者である櫻田 宏 弘前市長、中村 康司 消防長の2名が、弘前大学医学部附属病院からは袴田病院長、花田高度救命救急センター長の2名が出席しました。

本協定を契機に、これまで培ってきた救急医療における連携関係を災害医療にまで発展させ、有事の際の対応能力を両機関が平時から教育?訓練を行うことによって強化していきます。

左から、中村消防長、櫻田弘前市長、袴田病院長、花田副病院長?高度救命救急センター長