弘前大学教育学部附属四校園 「合同公開研究会」を開催
2024.12.06
研究
弘前大学教育学部附属四校園において、2024(令和6)年11月16日(土)に「自ら考え 自律的に行動する子の育成」を全体研究テーマに掲げ、本学教育学部附属小学校並びに附属中学校を会場として公開研究会を開催しました。
この公開研究会は従前、附属幼稚園?附属小学校?附属中学校?附属特別支援学校毎に開催し各校園で開催日を設定、関係者を招待して実施していましたが、令和3年度から四校園合同でのスタイルで開催しており、今年で4回目となっています。
今年度は算数?数学、図画工作?美術、小?中学校家庭科、中学校技術、道徳の各教科の公開授業や研究協議、保育トーク及び講演会を対面とライブ配信で行うハイブリッド型で実施しました。
研究協議や保育トークでは、協同研究者及びファシリテーターによるアドバイスや講評が述べられ、参加者等がメモを取るなどの活発な会場となりました。
また、一般財団法人活育財団共同代表?青森県教育改革有識者会議委員 日野田 直彦 氏を講師に招き、「『ミライの学校』の創り方」~『青森のWell-beingとそれを実現する「自律的に行動する子」(エージェンシー)をどう育てるか』~をテーマとした講演会を実施しました。
参加者からは「青森独特の風土が感じられる授業であった。中学校の校内掲示物は、学校祭の学級ごとのイラストボードなど昔ながらの雰囲気であったが、授業においては、どの授業も展開に変化があり見応えのある授業であった」「土曜日開催ということで、児童生徒や188体育官网-【体育娱乐】@の皆様にご難儀があったことと思います。しかし、平日開催よりも多くの先生方にとって、とても良い研修の機会となったかと思います。とても素晴らしい研究会でしたので、来年も参加してみたいと思っております。いずれは私も青森県で働いてみたいと思うことができました」と開催方法への感想や、「今後、ウェルビーイングを柱に四校園の研究が進んでいくのでしょうか。同じ敷地の中に校舎が併設しているところが魅力的でした。四校園での総論のようなものがあると、参観する立場としては大変勉強になります。中学校の授業案では「輝く生徒像」という言葉が使われていましたが、これのもととなる論があるとわかりやすいと思います」など、次年度以降への期待などの感想もいただき、大変有意義な公開研究会となりました。