令和6年度 第1回弘前大学広報研修会を実施
2024.12.18
広報
2024(令和6)年12月13日(金)に「令和6年度 第1回弘前大学広報研修会」をオンライン(Teams)にて開催しました。
弘前大学では、学内の情報収集力を強化し、積極的な情報発信を展開、本学の特色を国内外へ発信するために平成29年度より各部局に「広報支援員」を配置しており、広報支援員と広報を担当する職員向けの研修会を毎年実施しています。今回は受講対象を188体育官网-【体育娱乐】@および本学188体育官网-【体育娱乐】@まで広げたことで、66名の参加がありました。
今回の研修会は「パッと伝わるチラシに!やってはいけないデザイン講座」をテーマに、(公社)日本広報協会 広報アドバイザー?グラフィックデザイナーの平本 久美子 氏に登壇いただきました。研修会では、本学で作成したチラシをリメイクし、ビフォー?アフターで見比べながらポイントをおさらいする「デザインクリニック」をベースに、伝わりやすいチラシに込められた工夫やデザインのコツについてお話がありました。
平本さんは「広報物を作成するときは必ず『ターゲット』を決めておくことが重要」と話し、 「“どういう情報がほしいか”“メリットは何か”をターゲットの立場で考え、届けたい相手に寄り添ったチラシの構成にすることが大切」と説明しました。
また、パッと目にとまるためのレイアウトの鉄則として、「主役を大きく作ること」、チラシを読みやすくするデザインルールとして、「文字サイズの比率である『ジャンプ率』を高くすること」「長文で伝えるのではなく、見出しで簡潔に伝えること」など、すぐ実践できるポイントについて具体的に解説いただきました。
質疑応答では、「色の使い方のポイントについて教えてほしい」との質問があり、平本さんからは「色を多く使いすぎないことがポイント。基本の3色を決めて配色すれば、自然とデザインがまとまる」との回答がありました。
参加者からは「特に『3つのデザインルール』(ジャンプ率、フォント、余白?整列)は様々な資料にすぐ応用できるアドバイスで非常に参考になった」や、「自分で作成する場合だけではなく、チラシの仕上がりを確認する立場としても、確認ポイントが明確になった」などの感想があり、会はなごやかに進行し、盛況のうちに終了しました。