去る2月19日(木)、弘前大学創立50周年記念会館「岩木ホール」において、「弘前大学教養教育に関するFDについて」をテーマに教育推進機構?教育委員会の主催により開催しました。
本学では、全学的な教育改革を推進しており、その基盤となる教養教育改革においては、平成28年度実施を目指し準備が進み、また今年度は、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択されたことから、地域志向を踏まえた教育課程について検討しているところです。今回のFDは、策定中の新しい教養教育について周知を図るとともに、民間が開発したジェネリック?スキル測定の実施結果を共有することにより、能動的学修を推進することを目的としています。
当日は各学部?研究科等から約80名の参加者があり、新しい教養教育への関心の高さがうかがえ、会場は熱気に包まれました。
はじめに、伊藤理事(教育担当)より開会の挨拶と「新しい教養教育について」の講演がありました。続いて、近藤賢(株)リアセック社取締役COOから「ジェネリック?スキル測定実施結果について」、人文学部森樹男教授から「課題解決型学修の実践事例紹介」の講演がありました。
最後に、新しい教養教育への科目等、能動的学修の具体的方法、ジェネリック?スキル測定結果の今後の活用方法などについて様々な質問があり、活発な意見交換となりました。