日本屈指の人気お花見スポット
弘前さくらまつり
日本有数の桜の名所、弘前公園で毎年4月下旬~5月上旬に開催される弘前さくらまつり。ソメイヨシノ、シダレザクラなど約50種2,600本の桜が公園内に咲き誇る様は圧巻です。桜が華やかなアーチをつくる「桜のトンネル」や、周囲約5m余りという日本一幹の太いソメイヨシノ、お濠の上に散った花びらが水面を彩る「花いかだ」、夜には夜桜鑑賞など、さまざまな見方で桜を楽しむことができます。
日本屈指の人気お花見スポット
日本有数の桜の名所、弘前公園で毎年4月下旬~5月上旬に開催される弘前さくらまつり。ソメイヨシノ、シダレザクラなど約50種2,600本の桜が公園内に咲き誇る様は圧巻です。桜が華やかなアーチをつくる「桜のトンネル」や、周囲約5m余りという日本一幹の太いソメイヨシノ、お濠の上に散った花びらが水面を彩る「花いかだ」、夜には夜桜鑑賞など、さまざまな見方で桜を楽しむことができます。
80のねぷたが弘前の町を練り歩く
例年8月1日から7日にかけて行われる伝統の夏祭りで、1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。「ヤーヤドー」のかけ声とともに市民が大小約80台のねぷたを引いて市内を練り歩き、太鼓と笛によるおはやしがまつりを盛り上げます。にぎやかな「青森ねぶた」に対し、こちらは荘厳な雰囲気が特徴。毎年多くの観光客が県内外問わず訪れる、弘前市の一大イベントです。
情緒あふれる美を感じる
弘前城にあるおよそ1,000本のカエデと2,600本の桜が、赤や黄色に染まり園内を彩ります。毎年10月中旬から11月上旬に開催され、桜の時期とはまた趣の異なる美しさが来る人を魅了します。紅葉はもちろん、その年のNHK大河ドラマをモチーフにした豪華絢爛な菊人形、動物などをかたどったトピアリー(造形菊)など見どころも多く、見る人の心に安らぎと深まる秋を感じさせます。
雪の光の幻想空間
弘前城雪燈籠まつりは毎年2月上旬から中旬にかけて開催される市民手づくりのイベントです。夜には雪に包まれた天守閣と松の木がライトアップされるほか、200基ほどの灯籠や雪像、300基ものミニかまくらが光を灯して置かれ、城内は雪と光の幻想空間に。大雪像や大きな雪の滑り台も作られるなど、大人から子どもまで楽しめるイベントとなっています。
和洋折衷の歴史の象徴
明治以降「学都弘前」をめざし教育に力を入れてきた弘前では、外国人教師を招いたことによってキリスト教が伝わり、教会など多くの洋風建築が建てられました。代表的なものとしては、外国人教師の住居として建てられた「旧東奥義塾外人教師館」、ルネサンス様式を取り入れた和洋折衷の「青森銀行記念館」、双塔ゴシック様式の「日本キリスト教団弘前教会」などが挙げられます。
江戸風の庭園で静かな時を過ごす
日本屈指の財界人として明治から昭和にかけて活躍した弘前市出身の藤田謙一が、東京から庭師を招き1919年に造園したのが藤田記念庭園です。総面積は約6,600坪(21,800㎡)、当時のステンドグラスや窓ガラスが残る洋館、書院造りの和館、弘前市内から出土した品を展示した考古館などからなる、東北有数の大規模庭園です。
400年の時を超え残る史跡
津軽藩藩主津軽氏の居城として1611年に築城、400年の歴史を持つ弘前市のシンボル的存在。天守や城門、櫓が当時の姿のまま残っており、これらは国の重要文化財に指定されています。3階建ての天守は江戸時代に建築されたもので現存する天守としては関東以北唯一であり、現在は「弘前城史料館」として津軽藩政時代の貴重な歴史資料を展示する場となっています。
江戸の人々の暮らしを感じる
弘前城の北側は「弘前仲町伝統的建造物群保存地区」。江戸情緒あふれる町並のなかで当時の人々の生活を感じることができ、江戸時代中期の建設といわれる「石場家住宅」や江戸時代後期に建てられた「川崎染工場」、江戸時代代々藩医を勤めた伊東家の「旧伊東家住宅」など、武家屋敷や住宅が当時の姿をそのまま残しています。
弘前城主?津軽氏の菩提寺
曹洞宗の寺院であり弘前城主?津軽氏の菩提寺として名高い長勝寺は、静かで荘厳なたたずまいのある寺院。日光東照宮と並ぶ江戸時代初期の代表的な建造物であり、1610年の弘前城建築に伴い現在の禅林街に場所を移されました。高さ16.2mの三門がそびえ立ち、境内には鎌倉時代の梵鐘や歴代藩主の霊廟、本堂、庫裡などがあります。